実績

写真展 Microscope vol.1「多可町の森の人」(兵庫県多可町)

写真展 
Microscope vol.1
「多可町の森の人」

時期:2021年12月4日(土)~26日(日)
会場:ラベンダーパーク多可 研修室
主催・撮影:黒川直樹(兵庫県多可町地域おこし協力隊)

 ―― 目次 ―― 
写真展について
写真展構成
イベント
協力
主催者プロフィール 

写真展について

地域おこし協力隊が写真展「多可町森の人」を主催
~モデル21組・写真100点を町内産檜のフレームで展示~


▼趣旨
多可町の森林・自然環境に関わる人々の姿を通じて、町の魅力・特長をPRします。

▼主催
黒川直樹/多可町地域おこし協力隊

▼開催の動機 その1 ~文化や習慣のルーツ
「なにか大きなことをしないと協力隊をクビになるので、とりあず写真展を企画しました!」というわけではないんです。

ご存知かもしれませんが、多可町といえば森林。面積の約85%を占め、どこに行っても四方に山並が見えます。

だから天気が変わりやすく、霧深く、川が流れ、棚田があって、しばしば鹿と遭遇する。

私は約1年、地域おこし協力隊として多可町を回り、取材するなかで「この町にとって、森林こそが文化や習慣のルーツなのでは……?」と思うに至りました。

和紙の原型ともいわれる杉原紙や酒米の最高峰・山田錦など、特産品もまさにこういった自然環境から生まれています。


▼開催の動機 その2 ~文化や習慣のルーツ
都市部の方々が、余暇村公園やネイチャーパークかさがた、千ヶ峰・妙見山・笠形山に集まって憩う様子は、この町の日常的な風景です。

しかも、いまはコロナ禍。密を避けたり、暮らしを見つめ直したりされた移住者・移住希望者が増えています。人口が密集する空き家バンクの対応も忙しそうです。

北播磨エリアでも原始的な自然環境が残るといわれる多可町に惹かれ、通う方も多数。取材中に知り合うことも多く、「なぜ、そこまで?」と伺うと、たいがいは「多可町は……なんか違うんですよ」と言われます。

なんか違う……私自身、そう思って移住してきました。はっきり言葉になってはいないけれど、その要因が森にあるかもしれない……

こうした経緯があって、森林をテーマに写真展を企画。Microscope=顕微鏡でじっくり見せていただくように、「森の人」21組を取材・撮影。その写真を100点、展示します。

▼フレームは町内産の檜
写真フレームを町内で伐採した檜で製作。
新築の設計や施工・製材業を始め、古民家の再生活動や伝統工法の継承、若手職人の育成でも知られる太田工務店株式会社に依頼し、100個のフレームを作っていただきました。

多可町を写真(目)で、そして香りで感じていただく趣向です。

#多可町山遊びフォトコンテスト」の作品展示や各種イベントも同時開催。
ご来場の皆さまに、多可町の森林や人物の魅力を感じていただけると幸いです。

 写真展構成

・森の人の写真 21組/100枚
・「#多可町山遊びフォトコンテスト」の写真展示
・イベント&マルシェ

「多可町の森の人」モデルとWEBページ

多可の森健康協会 ガイド&ウォーキングの風景

多可の森健康協会が主催する「健康ウォーキング」のモットーは「がんばらない」。自分の体力・状態・目的に適した負荷をキープしながら歩き、計測ポイントで脈拍を確かめます。
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31140

北はりま森林組合


「多可町の山は、人間の暮らしと共に変化してきたんです。加美区にしても、山の上のほうまで集落があるでしょう? あれは、そこまで人が行って暮らした結果です」
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31118

有限会社 森安製材所


「たくさんの木材を切り出していた頃、そこの戸、工場の扉を外してね。
交通整理の人に来てもらって、道路まではみ出す12m以上の丸太を挽くこともありました」
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31013

丸太の椅子づくり(なか・やちよの森公園 楽しむグループ)


「今日作った丸太の椅子は、私みたいな小学生でも、ちゃんと作れるように設計されていた気がします。思っていたより、うまくできました」
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31122

種子 哲雄さん


「多可町の山には珍しい植物やコケがいろいろあるんです」と話す種子さん。
通算の登山回数は300回超。笠形山や千ヶ峰、氷ノ山など、特定の山に通うスタイルです。
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31052

足立 敏朗さん

足立さんは多可町の竹を用い、自然学校や生涯学習講座で竹細工を指導。
取材の日、切り出した竹は50名を超える小学5年生が、皿と器、箸づくりに使いました。
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31053

マスダ カオリさん


「大きな大きな美しい芝生の広場が山をバックに広がる。鳥の声が響き、太陽が輝いて、雲が流れる空の下で芝生yoga。大人も子供も全身でワァーと発散、解放感を満喫です」
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31076

岡村 素美夫さん


ログハウスは岡村さんのお手製。全国の寺社仏閣の建て付け・仕口を参考にしたそうです。
「材木は自分の山から切り出して、柱を立ててね。ぜんぶ一人でやりました」
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31022

株式会社 市位製材所


梱包材や杭・板などの土木資材を製材。創業は約100年前。
大正時代から続く製材所を3代目・市位秀則さんが、お一人で守っています。
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31119

有限会社 森安木材店


バイオマスチップの製造現場を撮影。繁忙期はトラックが納品先まで1日3往復するそうです。
写真に映える霧、正体は水蒸気。水分を含む木材は揉まれ、こすれ、圧され、白煙をあげます。
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31120

株式会社 安田製材所


「丸太は魚みたいなものですね。たとえばマグロなら赤身やトロなど、部位によって呼び名や特長、味が違うじゃないですか。丸太も同じ。見極められるまで、10年くらいかかるかもしれませんね」
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31121

稲刈り(なか・やちよの森公園 集うグループ)


なか・やちよの森公園の田んぼは1/5反。もち米が約50キロ収穫できるそうです。
「収穫直前、鹿にやられた。残念ながら、収穫量がすこし減りました」とボランティアさん。
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31123

スオミガーデンズ


スオミガーデンズのシンボルは、お庭の真ん中に根を下ろす欅の木です。オーナーの美紀さんは「初めは、こんなにちっちゃかったのに」と笑って、ご自身の腰あたりに手を置きました。
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31130

散策道整備(なか・やちよの森公園)


「この公園は、もともと里山だったんです。地元の人がしばを刈り、落ち葉をかき集め、食べ物も採っていた。だから、広葉樹や針葉樹、いろんな木が生えている。それが一つ、大きな特徴ですね」
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31079

アサギマダラ&ラベンダーパーク多可


個体によっては2000kmを飛んで渡る蝶・アサギマダラ。可憐な姿が多可町で見られるようになったのは4年前。ラベンダーパーク多可が育てる「フジバカマ」の花が呼び寄せたそうです。
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31144

小林 勇哉さん


「家づくりの道具、いろいろ使ったんですが、一番大事だったのは水平器。おじいちゃんの形見です。もしかしたら、この水準器を使うために家を建てたのかなーと思うくらいパワーをもらいました」
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31179

間伐体験(なか・やちよの森公園 育てるグループ)


木の選定から伐採~引き倒し、枝うち、皮剥ぎと間伐の作業を一通り体験。
皮を剥いだ生木は、化粧水に浸した肌のように潤いがあります。
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31158

太田工務店 株式会社


「7年前、『多可町の檜を使って家を建てる』と決めたんです。5年間は赤字続きでした。
でも、一度決めたことですからね、やめられません。これからも出来ることを探してやっていきます」
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31152

egaon!naaare(エガオニナアレ)

提供元:egaon!naaare


「子ども達の作品は感性のままの表現で、完成にたどり着くまでの過程は、ひとつの物語を観ているようです。歳を重ねるごとに見えなくなってしまうものを、思い出させてくれるような」
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31160

森のようちえん こころね


「時間を忘れるんです、こうして子どもたちと過ごすと。そのあと、大人として……社会的な時間っていうんですかね? それをいちいち、体で思い出さなければならないくらい(笑)」
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31180

chattana(チャッタナ)の森


「カフェ チャッタナ」やキャンプサイト・コテージ、バーベキューサイトを併設するchattanaの森。施設全体で女性のワークシェアリングを進め、女性が活き活きと働かれています。
写真ページhttps://www.town.taka.lg.jp/category_guide/detail/id=31181


 

イベント

12月4日(土)


「蜜蝋キャンドルをデコレーション!! オリジナルのキャンドルを作ろう♪」
主催:森のようちえん こころね
https://kokorone2014.jimdofree.com/

時間:10時~14時
参加方法:当日、いつでもご自由に参加していただけます。
 



2021年12月5日(日)

「ヨガ&ゆらぎ体操」

主催:マスダカオリ
Instagram:@heartbeatplus40

深呼吸しよう 冬だって楽しもう
13:30 ラベンダーパークを散歩(雨天中止 無料)
14:00 香り工房でyoga 50分(雨天開催)
15:00 香り工房でゆらぎ体操 50分(雨天開催)

参加費:yoga、ゆらぎ体操/各1000円(定員10人)
予約受付:kmasudajapan201512@gmail.com
 

12月12日(日)

「クリスマス飾りのワークショップ」
主催:egaon!naaare
Instagram:@tsu_0125


多可町のひのきを使ったペイントのワークショップ(2種類)

1.サンタクロースのオーナメント
(お手紙を添えれます)
所要時間/40分程度
参加料金/¥880-税込

2.クリスマスリース
所要時間時間/50分程度
参加料金/¥1650-税込

ペイントにはアクリル絵の具を使用します。服に着くととれません。袖なしエプロンをご用意していますが、汚れても良い装い、専用のエプロンがございましたらご持参下さい。
ワークショップ終了後、コロナ対策として道具類のアルコール消毒を行います。

タイムスケジュール
①10:30-11:20
②11:30-12:20
③13:30-14:20
④14:30-15:20
①~④各回、参加人数3名さまずつとのご案内とさせていただきます。
ご予約優先/当日参加ok/ご予約がなければ当日すぐにご案内いたします。

ご予約
ワークショップのご予約はInstagramのDMもしくは、gmailにてお願いします🌼
Instagram:egaon!naaare
egaoninaaare.tsu@gmail.com
■お名前(お子さまの場合のみ年齢もお知らせください)
■ワークショップの内容(サンタオーナメントorクリスマスリース)
 当日決めていただいても大丈夫です

12月18日(土)~19日(日)

※写真はイメージです

多可町特産品マルシェ
主催:多可町地域商社RAKU

多可町の町内材を使った製品を始め、播州百日どりの加工品や大豆製品、有機醤油など特産品がずらりと並びます。
 

12月19日(日)

轍~自然と共に生きてきた~(多可町の懐かし映像)
主催:たかテレビ



 

展覧会の情報

写真展「Microscope vol.1 ~多可町の森の人~」の詳細は「たか歩き」のほか、InstagramやTwitterでも発信します。
フォローいただけると幸いです。

・多可町ぶらり録「たか歩き」
https://www.town.taka.lg.jp/aruki/

・Instagram ID: kurokomode
https://www.instagram.com/kurokomode/

・Twitter ID:kuroko_mode
https://twitter.com/kuroko_mode


 

会場までのアクセス

ラベンダーパーク多可
〒679-1324 
兵庫県多可郡多可町加美区轟799-127 
TEL0795-36-1616


▼ラベンダーパーク多可 アクセスページ
https://www.lavender-park.jp/acsess/

写真モデル情報の募集

募集は終了しました。ありがとうございました。

協力

竹内晴行
マスダカオリ
山下世紀子
太田工務店株式会社
egaon!naaare
森のようちえん こころね
株式会社まちの駅・たか(道の駅山田錦発祥のまち・たか)
たかテレビ
多可町山遊びフォトコンテスト実行委員会
多可町地域商社RAKU
多可町役場 産業振興課
多可町役場 商工観光課
多可町役場 企画秘書課

写真展後記 ~千秋楽を迎えて

制作物

メインビジュアル(A1)

フライヤー表(A4)

フライヤー裏(A4)

フライヤー 縦(ハガキサイズ)

プレスリリース(A4)

プレスリリースのおかげ? 朝日新聞さん、神戸新聞さんに取材していただきました。

開会のご挨拶

主催者プロフィール

黒川直樹(兵庫県多可町地域おこし協力隊)


最近、キャリアについてアンケートに答えたので、その内容を転載します。

地域おこし協力隊の活動

担当:情報発信業務
実績:
ラッピングバスプロジェクト
多可町ふるさと納税返礼品の撮影
たかおこ誌製作
たか歩き 取材・ライティング 

現在の仕事を始めたきっかけ

ライターになった経緯
人の話を聞くのが好きで、ライターになる前に2000人以上、インタビュー的なことはしてました。人に話を伺って、それをまとめたり、読みやすくしたりする仕事があると知って、「それはおれの出番なんじゃないか」と思った……ような気がします。
あとは、幼少期から節目、節目で「変な(人と違う)文章を書くよね」と言わたことで、いずれものを書く仕事に携わるかな、と思ってた気がします。ぼんやりとですが。

撮影・デザインを始めたきっかけ
大学を卒業するためにグラフィックデザインを始めました。
ほとんど通わない幽霊学生だったので、大学で成長した実感はまるでないんですが(父、母、本当にごめんなさい……)、ゼミ(写真と平面デザイン)の恩師がカメラマン・デザイナーだったことが、いまの働き方に多少は……影響しているかもしれません。
「自分で撮った写真をデザインに使えばいいだろう」とか、「レイアウトや画角を作る感覚は撮影もデザインも共通しているので、もちろん出来るでしょう?」って見られてる、見守られている感じがするというか。いつも、どこかに恩師の存在があります。守護霊みたいですね。
いや、ぜんぜん健在なんですけど(笑)
講義中にお茶代わりにビール呑んで、タバコもガンガン吸うような団塊世代の変わり者です。
「先生、酒とたばこ、飲み屋じゃないんだから! さすがにまずいですよ」って言うと、「いやぁ、事務員にも同じこと言われたよ。ものすごく怒られてさぁ」って笑って。
そういう規則を守れない、守ろうとしない影響、悪影響もいくらかは…… 

経歴

・大学で写真やデザインを専行
・卒業後、IT系の会社にもぐりこむ(いろいろあって、WEBデザインに携わる)
・20代後半、批評や文章創作、ライティングを始める。
・30代前半は書いたり、デザインしたり。勤めたり、フリーでいたり。
・30代中盤で家具職人を目指す。2級の国家資格を取得して、やめる。
・41歳から現職。基本的に、平日は地域おこし協力隊として勤務してます。プライベートの時間で事業者や企業さんの製作・広報関係をお手伝する感じです。 

仕事にまつわる武勇伝

今年3月、多可町のふるさと納税返礼品用の撮影を始めました。
ぼくが撮った神戸ビーフのシャトーブリアンが全国2位の売り上げになり、当月の寄付金額が4400万円超え。ほぼ、シャトーブリアンの売り上げです。
これは、多可町全体の前年の寄付額と同等だったか? 超えたのか? 正確な数値は知らないんですが、とにかくそれぐらい驚異的な金額を、商品の公開からたった一ヶ月、しかも一品で叩き出し、撮影したぼくは町内のあちこちで崇められました。

武勇伝っぽいですか?

当然、ぼくだけの成果じゃありません。むしろ用意してもらったところにうまくハマっただけです。
というのも、この神戸ビーフ/シャトーブリアン案件は地域おこし協力隊の同僚である地域商社RAKUのメンバーが広告展開を練りに練り、それに合わせて商品ページの情報も拡充。このように戦略的に進めていたなかで、キレイに撮る仕事だけを請け負ったのがぼく、黒川でした。
言ってみれば、担いでもらった神輿に乗って、踊ったんです。だから、「写真、すごいですね!」と称えられるたび、「用意してもらった肉を撮っただけだから……」とそわそわしました。
一発屋で終わらないように、多可町の活性化に努めていきます。 

こんな高校生だった!

中学の頃に気になり始めた音楽、ジャズやソウル、ヒップホップ、ハウス、ファンク、ディスコ、ブルース……いわゆるブラック・ミュージックが、黒人の歴史やカルチャーにルーツがあると、なんとなーくですけど、感じ取れた時期です。
おなじジャンルが好きな仲間もたくさんできて、音楽と踊りのほうのクラブ活動で忙しくしてました。本当に、昼も夜もないくらい、どっぷり。
そのおかげで音楽が ―― というか、ダンスやファッション、アート、スポーツ、政治、思想、文学、映画など、あらゆる人間の表現活動がリンク・相互作用していることが実感できて、まぁ高校生なので言語化もなにもないですけど、無意識に? 直感的に? そういうものなんだろうなっていう、モノの見方みたいなものの種が生まれた気がします。
おかげで、苗は感覚のまま伸び伸び真っ直ぐ育って、ねじれまがった樹になって枝分かれして、仕事も生き方もひとつに絞ることができず、よくよく繁ったなぁ……(遠い目)
今回、「多可町の森の人」って写真展を開催しますが、ぼく自身がゲゲゲの森みたいな人間かもしれません。
あ、毛針がピーンと。